ウレタンジョイントはポリウレタンシート同士を熱で面溶着し、一体化した粉体向け「フレキシブルジョイント」です。実は特許製品なのですが、この面溶着の方法が特許になっています。
通常、この手の熱可塑性シート(TPE、TPU)はウェルダー溶着で一体化するのですが、機械の構造上、どうしても隙間が出来てしまいます。そしてこの隙間に粉砕した粉が入り込んでコンタミの原因になってしまい、粉体用フレキシブルシューター用途では敬遠されてきましたが、当社のウレタンジョイントは溶着間の隙間がなく、コンタミしないのがユーザー様からの評価となっています。
またフレキシブルシュートで布製のものは「メタ系アラミド繊維」も使用されていますが、食品接触材のポジティブリスト制度の管理対象ではないようです。熱可塑性樹脂ではなく、溶融しない耐熱性合成繊維というすみ分けになっています。
というわけで、生成AIに質問してみました。
Q.メタ系アラミド繊維は2025年6月以降もポジティブリストの規制対象にはならないの?
A. (メタ系アラミド繊維)は、2025年6月以降も日本の食品衛生法に基づくポジティブリスト制度に抵触しない素材であると考えられます。
これは、メタ系アラミド繊維が食品接触材として使用されることを想定していない繊維素材であり、ポジティブリスト制度の対象である合成樹脂とは用途や特性が異なるためです。
今後どう進展していくかは定かではないですが、行く末を見守っていこうと思います。