当社はシリコーンゴムスポンジの押出品だけでなく、金型プレスによるシリコーンスポンジ製品の製造も行っております。その中には、縦に長い金型を使用して成形する製品もあります。
このような金型では、側面からの放熱が大きな課題となります。熱板は上下にしか設置されておらず、側面には熱板がないため、金型の上部・下部と中央部で温度差が生じてしまいます。色ムラなど外観への影響を防ぐため、配合・温度設定・加硫時間などを工夫して製造していますが、温度差を完全に解消することは容易ではありません。
そこで注目したのが、断熱塗料「HIPエアロ」です。HIPエアロは、超多孔質構造をもつシリカ系エアロゲルを配合し、体積の約95%を空気が占める微細構造により、非常に低い熱伝導率を実現した塗料です。この特性によって金型側面の放熱を抑えることができ、さらに表面からの放射(熱放出)を抑制する効果もあるとされています。